病気や怪我などによって生じる生活上の困りごとに対し、運動療法や動作練習、生活指導を実施し、それらの改善や予防を図りより良い生活の獲得を目的に介入しています。 さらに、入院中だけではなく退院後の生活にも目を向け、他職種と連携し生活環境の調整や補助具の選定なども行っています。
当院は精神科病院であるため精神疾患を合併している患者様が多いことから、こころとからだの繋がりを大事にし、治療にあたっています。
■運動器リハビリテーション(Ⅰ)
■脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
■廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
骨折、変形性関節症、リウマチ、運動器不安定症など
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、パーキンソン病など
急性疾患等に伴う安静により、一定程度以上の基本動作能力、応用動作能力、言語聴覚能力及び日常生活能力の低下を来しているもの
※医師がリハビリテーションを必要と判断した場合に限り介入となります。
理学療法士 2名
作業療法士 4名(非常勤 1名)
*セラピスト経験勤務施設
・急性期病院
・回復期病院
・介護老人保健施設
・訪問リハビリ
・通所リハビリ
小人数ではありますが幅広い分野で経験を積んだセラピストが在籍しています。
ベッドサイド | 病室のベッド上やベッド周囲 |
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病棟内 | 入院されている病棟の談話スペースやホール |
リハビリ室 | リハビリに使用する階段や平行棒・ベッドなどがある部屋 |
中庭 | 花壇や梅の木がある自然を感じることができる病院周辺 |
●安全に生活範囲の拡大を
「身体が固くなる」「床ズレができる」「昼間も寝ている」
など、寝たきりが原因と思われる2次的な合併症の予防や改善。
そして、少しでもベッドから離れ生活や活動を行えるよう介入を行っています。
●安全により動きやすい状態に
「なぜ、動きにくいのか?」「どんな動作に介助が必要なのか?」
など、その原因を探し、原因と思われる状態(筋力や柔軟性の低下・痛みなど様々)に対し介入を行っています。
そして、少しでもベッドから離れ生活や活動を行えるよう介入を行っています。
●安全においしい食事を
むせ込みや、飲み込みにくさをかかえる方に対し、現状の飲み込む力を評価し、食べやすい食事の形態の提案。また、食事の介助やスプーンなどの補助具の選定、座る姿勢の調整など食事場面に介入を行っています。