私が西八王子病院への入職を決めた理由は、看護学生の時にIMSグループの中で自宅から近いから見学してみようと思ったのがきっかけでした。その当時、精神科というと、暗いとか怖いという漠然としたイメージしかありませんでした。しかし、見学や実習を通して、人と関わる看護において精神科看護こそ看護の本質があるのではないかと思うようになりました。また、私は人と関わることが好きなので、人を理解するためには人の精神面に触れてこそよりトータルに人を看ることができると思い、入職を決めました。
精神科看護での一番のやりがいは、看護師が治療者になれることだと思います。精神科で働いてから、患者さんの症状に始めは怖さや、対応に困ることがありました。しかしそれらの訴えや症状にはそれぞれ理由があることが分かり、薬物療法だけでなく患者さん一人一人に合った適切な対応によって、症状の回復が見られたり気持ちの安定が見られたりしたときには嬉しくなります。 そのため今は、患者さんと挨拶を交わし、笑顔で会話ができ、寄り添う時間がある時にはとてもやりがいと喜びを感じます。
IMSグループ本部主催のフォローアップ研修(グループ系列の病院の同期との交流による意見交換)や接遇研修を受けました。院内では自分で受講したい研修を選択して受講することが出来るので、医師による疾患についての勉強会や、フィジカルアセスメントや医療機器についても学ぶことができました。
自然に囲まれた病院環境であり、季節感を味わいながら心も体も穏やかに仕事ができることです。また精神科ならではで、男性スタッフの数も多く、風通しの良い働きやすい職場環境であることです。幅広い年代のスタッフがいることから、精神看護と身体看護のほか、様々な知識や技術を日々学ぶ機会がたくさんあります。 毎日新しい経験や知識を増やすことで、看護師としての成長を感じながら働いています。